デルマ
ダーマトグラフ、或いはデルマトグラフ、通称デルマ
本来の目的は、裁縫で布などをカットする時にカットの目印のラインなどを付けるためのもの。
芯材が柔らかくてテープレコーダーの大切なヘッド部分を傷つけずにオーディオテープのカットの目印をつけるためにも使用された。
カットしたい部分でテープを止めて、そこでヘッドの上から目印をつけた。
但し、実際のプロの現場では、それでもヘッドの上から直接テープにマーキングしても多少ヘッドにダメージが残る事を避けるために、ヘッドの上からは軽くマークするだけで、テープデッキからテンションを外して、台の上からわかりやすく目印を書くことが多かった。
そして繋ぎたい所二箇所にマークしてから合わせてカットし、それをスプライシングテープで繋いだ。
と、こう長く説明しているけど(これでも細かい事はカットしてるけど)、実際のプロの編集作業は一分もかからずに一箇所の編集を終える。
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