【特】ドラマスペシャル 「スターダスト・ランデブー」

番組名:ドラマスペシャル 「スターダスト・ランデブー」
(B81吉田・樫原卒業記念制作ドラマ)
放送日:1985年11月13日

【キャスト】【スタッフ】
霧月:吉田卓也
真由美:薮内千里(B84)
マスター:高倉誠(L82)
隆幸:斉藤隆幸(L83)
亜美:加藤裕子(S84)
ウエイトレス:奥川恭子(L84)
朋子:小川朋子
試験官:須佐修
脚本・演出:吉田卓也(B81)
技術・効果:樫原和也(B81)
AD:須佐修(B83)
AE:小川朋子(B84)
【制作・著作】こたつ猫プロダクション
【備考】
録音:1985年2月3日~11日
編集:1985年2月17日
効果音収録:1985年2月14日~17日
SE収録場所:国鉄大阪駅
喫茶リーキャップ(天王寺)
ファンシーショップりぼん(喜志)
フレンドリー富田林店

<< 音源は研究員限定 >>

B81生の卒業制作的な性格をもつ単発ドラマ。
1時間弱という長時間の番組となった。
85年の冬に制作され、その年の秋の芸大祭のための直後の穴あきスケジュールの時に放送された。
脚本や効果音までオリジナルで、大変時間をかけて制作された。

スターダストランデブーマスターテープ
スターダストランデブーマスターテープ
スターダストランデブーテープ
851113_スターダストランデブーテープ

なぜマスターテープが2本出現するのかはもはや不明…


<B83-059 須佐 修 研究員より>

1985年に放送された特別番組。B81の吉田さんと樫原さん
の卒業制作ドラマに使用された曲の一覧です。
フュージョン全盛時代のTHE SQUARE(のちのT-SQUARE)
の曲が多く使用されています。

個人的にはオープニング曲を聴くと、番組タイトルのナレー
ションが入っていないのが不思議な感じがするほどこの番組
のイメージが頭に染みついています。

<オープニングテーマ>
曲 名:CRY FOR THE MOON
演 奏:THE SQUARE
収 録:Stars and the Moon

<ケープ・ライト店内のBGM 1-1>
曲 名:MIDNIGHT LOVER
演 奏:THE SQUARE
収 録:MIDNIGHT LOVER

<ケープ・ライト店内のBGM 1-2>
曲 名:LOVE FOREVER
演 奏:THE SQUARE
収 録:Make Me A Star

<ケープ・ライト店内のBGM 1-3>
曲 名:脚線美の誘惑
演 奏:THE SQUARE
収 録:脚線美の誘惑

<ケープ・ライト店内のBGM 1-4>
曲 名:Sister Marian
演 奏:THE SQUARE
収 録:ADVENTURES

<ケープ・ライト店内のBGM 2-1>
曲 名:Night Dreamer
演 奏:THE SQUARE
収 録:ADVENTURES

<ケープ・ライト店内のBGM 2-2>
曲 名:Destination
演 奏:THE SQUARE
収 録:Stars and the Moon

<ケープ・ライト店内のBGM 3>
曲 名:SABANA HOTEL
演 奏:THE SQUARE
収 録:うち水にRainbow

<ケープ・ライト店内のBGM 4>
曲 名:カピオラニの通り雨
演 奏:THE SQUARE
収 録:うち水にRainbow

<霧月と白川亜美が店で話すシーン>
曲 名:やさしく歌って
演 奏:MARLENE
収 録:デジャ・ヴー

<ケープ・ライト店内のBGM 5>
曲 名:CAPE LIGHT
演 奏:THE SQUARE
収 録:ADVENTURES

<デートで星空を眺める霧月と真由美>
曲 名:CRY FOR THE MOON
演 奏:THE SQUARE
収 録:Stars and the Moon
(※ オープニング・テーマと同じ曲)

<エンディングテーマ>
曲 名:遠雷
演 奏:THE SQUARE
収 録:Stars and the Moon

エンディングは、出演者を紹介するナレーションが入り、曲が
一度フェードアウトしてケープライトで真由美と隆幸のシーン
となり、再度エンディング曲がフェードインしてスタッフ紹介を
する長編ドラマならではの演出がされています。

このドラマは1985年2月に制作されたが、放送時間が50分を
超える長さのため、放送枠が取れずにOAされたのが1985年
11月になったと思います。


吉田卓也研究員(2006/12/01) 2009年07月20日(月)14時58分

「スターダスト・ランデブー」懐かしいですね。
色々な意味で私たちの卒業制作になったと思います。
特に樫原君は本当に頑張っていました。効果音の多くをちゃんと脚本に合わせて収録に行っていました。
私たちの従来のドラマ作りででは決して行わなかった手法を使って、本当に真剣にドラマを作りました。
配役の中では、高倉君が演じたマスターの役が一番好きです。
一番好きな役を彼にやってもらったのは、彼の番組制作の姿勢を尊敬していたからです。いい番組を作るために決して妥協しなかった彼を見習って、このドラマの出演者にはかなり事前に原稿を渡し、しっかり本読みをした上で本場に望みました。
高倉君とは番組作りの方針を巡って、SONを二分するような騒動を引き起こしたこともありましたが、今となってはいい思い出です。
最後の作品で高倉君に一番いい役をやってもらいたかった。そんな思いがこもっているのです。
確かに技術的にも演出的にも未熟な部分はありますが、あの当時の私たちの「精一杯」がこのドラマには詰まっています。
今、もしもう一度リニューアルが可能ならやってみたいドラマのナンバーワンに位置する作品だと思います。


佐伯研究員(2006/12/06) 2009年07月20日(月)15時01分

作品を聴いていると、当時のスタッフ・キャストの一生懸命さが伝わってくる、とても良い作品だと感動します。
今回何度も繰り替えし聞きながら作業しておりますが、聞き込む度に細かい所にまで作り込んでいるのが良く判ります。
高倉さんの役作りですね~。吉田さんのバイトで得たお酒についての知識と、高倉さんの本読みや、おそらくかなり独自に取材されたであろう、その努力のたまものでしょうか。
薮内さんの演技もいいですね。特に私の場合は薮内さん=真由実というイメージしかないです。(個人的にあまり面識がないので)

■以下ネタバレがありますので、まだ聴いた事のない人は後日読んで下さいね!【絶対今読んじゃダメよ!】
これは私の個人的な感想ですが…..
もし私がリメイクするならば、とりあえず52分は、どうしても長いので、やっぱり30分くらいにしたいなぁ~と思います。
ということは良い台本のどこかを泣く泣くあきらめる事になってしまうのですが、さて、どうするか?
とりあえず、真由実と霧月(桐月?)が出会うまでに10分もかかってしまうので、ここはやはり高倉さんと斎藤さんには悪いですが、頭の10分は2~3分以内にしたいですね。
原宿のミストラルで霧月が目撃されるシーンは全編カット(あ~小川さんの出番ががぁぁぁ~!)後日ケープライトでの会話でフォロー、っと。
真由実が霧月の行方を心配するあたりも、もう少し短縮。霧月と白川亜美のとの会話も短縮………。
と、考えていくと、かなり脚本の練り直しは難航しそう…..。(笑)

あと、クスっと笑える部分も発見!
駅のアナウンスが遠くで「大阪、大阪です。……」って。あれ?(笑)
吉田ナレーションのアクセントの関係で、須佐さん=試験管(官ではなく)って文字がどうしても頭に浮かんで来るし~。

そうそう、この話から10年後を想定したドラマも作りたくなってしまいました。ある日、立派な社会人(=いい女)になった真由実が仕事で盛岡にやってきて………。という話。
他に、他の登場人物のサイドストーリーを作ってみるのも面白いように思います。


吉田卓也研究員(2006/12/08) 2009年07月20日(月)15時04分

いいですねぇ。続編。是非やってみたいものです。
できれば20年後で如何でしょう?
真由実が当時の霧月の年齢になっていて、都内の広告代理店かなんかでセクションチーフをやっているという設定で、旦那(隆幸)も子供(娘で10歳くらい)いてバリバリやっているが、仕事に力を入れすぎ、家庭は上手くいっていない。
ある時社長から、気に入らない顧客の仕事を押しつけられ、それを断ったことから社内でも浮いた存在となりそうになり、そこで、ハッと気がつく。
「私は気がつくと昔好きだった人と同じ道を歩もうとしている」そこで、学生時代からずっと通い詰めのマスターに相談に行くと、「霧月さんに会いに行けば?一度も行ってないんでしょ?」とアドバイスされる。
その日の内に、東北新幹線の車中の人となる真由実。
「私はいい女になってから会いに行こうと決めていた。まだそうなったとは思っていないけど、でも会いたい。」
翌朝一番に霧月が勤務している岩手のテレビ局を訪ねて見ると、霧月は一年前に退職したという。定年の一年前にどうして?局では退職後の足取りはつかめないとのこと。
途方にくれる真由実の前に現れたのは、霧月の部下だったと名乗る真由実とほぼ同じ世代の男性だった。
まあ、ざっとこんな感じで如何でしょう?
何か「土曜ワイド劇場」みたいな筋立てですが、殺人事件は一切起こりません。
何か、すごくやってみたくなりましたね。
佐伯さん。プロデューサー兼テクニカルディレクターお願いできますか?


斎藤研究員(2006/12/08) 2009年07月20日(月)15時08分

ごめんなさい。
題名も覚えてるし、私の名前も出てくるので、当然役をやってるはずなんですが、記憶が一致しません。聞けば思い出すかもしれませんが・・・・・(;_;)。
幻の名作(?)「阿寒に果つ」は出だしすら覚えている(ような気がする)というのに・・・・。

冬でも雪はとけるのね・・・・・。


佐伯研究員(2006/12/08) 2009年07月20日(月)15時11分

私に次いで記憶喪失ぎみのようですね、齋藤さん。(笑)
齋藤さんは薮内さん主演の女子大生「真由実」の友だち以上恋人未満の学生の役です。基本的には高倉さんがマスターやってるバーの中で出てきます。
齋藤さんも名演ですよ。

吉田さん、
あ~、なる程、吉田さんの頭の中ではそういう雰囲気ですか~。やっぱ、ひとそれぞれ違ったアイディアが出てくるのでおもしろいですね~。
やっぱ、今の流行もの「携帯」「メール」とか「地デジ」「パワーポイント」とかもからめたいですね~。
僕は、そのあと隆幸とも別れ、卒業後にシンクタンクかなんかで都市計画に携わって結婚しないでばりばり仕事してる真由実みたいのを考えたのですが。

PD,TD他にやりたい人がいなければ、ぜひお引き受けしたいですが。でも少なく見ても完成に2~3年かかるかな?
あと、キャストが全国各地にちらばるようなら、各地にTDが必要ですな~。大阪近辺はうちの作業場でなんとかなりますが。


吉田研究員(2006/12/09) 2009年07月20日(月)15時13分

斉藤さん。いい役でしたよ(^o^) 私ははまり役だと思っていましたが、覚えておられないのが、ちょっと残念ですね。
佐伯さん。何でしたら、続編の脚本も公募しますか?みんなの意見を参考にひとつの作品にしてもいいですし、なんなら2~3本、趣の違う作品を作ってみるのも面白いかも。
でも、誰がまとめることになるのでしょう?
佐伯さん、ひとつよろしくお願いしますね(^o^)

佐伯さん>なるほど(^o^) 隆幸のその後の運命はなかなか過酷なようですね。その後、さらに過酷な運命に苛まれるのか?それとも一転してハッピーな展開になるのか?
齋藤さん。>自らの運命は、自らで切り開いてみませんか?

私はマスターのサイドストーリーを担当したいですね。
マスターがケープライトを前のマスター(佐伯さんにお願いしたいのですが(^^))から引き継ぐことになったエピソードを中心に、マスターの若かりし頃のエピソードを描いていきたいですね。マスターの恋人役も募集しちゃおうかな?


斎藤研究員(2006/12/11) 2009年07月20日(月)15時15分

ああ、言われてみれば・・・・・。やりましたねぇ。
頭の軽そうな大学生の役でしたっけ? ああ、確かにはまり役でしたな(笑)

あのキャラ、「サイドストーリー(1)~隆幸篇~」は端で見てると過酷な運命に見えても、なんとなく「本人」はそれほどでもなく「のど元過ぎればなんとやら」で、ほやぁ~っとした感じで過ごしていくのでは・・・・。と思っております。
とはいえ、それでは話にならないので、何かを切っ掛けに自分のやりたいことを見つけてそちらに邁進していく・・・・。

あ、真由実にふられたことで自棄になった「隆幸」は事故に会い記憶を失ってしまう。誰も見舞いに来ない病室。自分が誰なのかさえもわからない不安に押し潰されそうになった時、ひとりの少女と出会う。彼女は小さい頃に難病にかかり、今までの人生の半分以上を病院で過ごしてきた。手術をしても完治は難しいらしい。
しかし、彼女はいつも明るさを忘れてはいなかった。病気で入院してくる子どもたちに優しいお姉さんとして、接していたのだ。
それを見た「隆幸」は自分にも何か出来ないかと考え始める。

ああ、なんか少女ってあたりが願望が入ってるなぁ(苦笑)
忘れて下さい<だったら書くなよ、俺(笑)


須佐研究員(2006/12/14) 2009年07月20日(月)15時16分

リメイク、または続編には試験管(官)の出番はありますかぁ…?

当時、このドラマを制作するということを知って、何とか少しでも参加させていただきたいと思いました。
SONでいろいろお世話になった吉田さん、樫原さんの卒業制作ということもあって、お二人と過ごした時間の思い出として…。

このドラマを聴くと当時の喜志のスタジオでのことを思い出します。
他の人がマジメに番組を録音しているというのに、横で吉田さんや樫原さんたちとマージャンやったり、フレンドリーで閉店までコーヒーのおかわりで粘ったり、夜通し「バイキン」などを録音・編集して、SHOPたつみで日本ハムのバカ熱いカンコーヒーを飲んで、ヘロヘロになりながら学校に行って体育の授業に出たことなどなど。

そんな訳で私にとっても、この番組は実に思い出深い1本なのであります。

このドラマの録音・編集等の間に「あ~、もう吉田さん、樫原さんとのこういう楽しい時間ももう終わりなんだなぁ」ってフッと思うこともありました。
まさか、翌4月から吉田さんが副手として勤められ、それまでと同じくらいお会いするなんて思わなかったもんなぁ…。


吉田研究員(2006/12/14) 2009年07月20日(月)15時17分

続編では須佐さんには霧月が岩手で育てた後輩ディレクターの役をやってもらおうかと思っていました。
前のレスで真由実が岩手で霧月の消息を訪ねあぐねているときに声をかけて来た男性の役目です。
霧月の長所も短所も全て引き継いで、霧月のように生きたいと考えており、最初は東京から訪ねてきた得たいのしれない女性である真由実を警戒することになります。
高倉さんのマスター役に次ぐ、いいキャスティングにしたいと思います。須佐さんには在学中から色々ご迷惑をおかけしましたので、この程度のお礼では決して満足されないでしょうが、それとも”ぼったくりや”みたいな役がいいですか?
”ぼったくりや”は須佐さん以外に演じ手のいない、SON史に残るはまり役だと思いますが、今回はどうやって出演させればいいでしょうか?
いいアイデアがあれば、皆さん、是非ご応募ください。


須佐研究員(2006/12/16) 2009年07月20日(月)15時19分

吉田さん、ありがとうございます。

「スターダスト・ランデブー」での、ほんのちょっとの試験官の役がよかったです(人間が控えめなので・・・)。そんな立派な役もらったら、ビックリして声も出なくなりそうで・・・(照笑)。

以前、吉田さんともお話したことがあると思いますが、この「スターダスト・ランデブー」の他にお気に入りの番組が「バイキン」の「ラ~スト・パッセンジャー(笑ってやって下さい)」が思い出の番組です。高倉さんと”ぼったくりや”などの声を芸大内のカレッジの前でデンスケで野外録音したとは思えない「バイキン」なのに(失礼)なかなか出来が良くて、大好きな番組のひとつなのです。はまり役なんて言われるとこれまた照れ笑いを隠せません。

もし、続編を録音することがありましたら、裏方の隅っこでかまいませんので参加させて下さい。お願いします。


吉田研究員(2006/12/16) 2009年07月20日(月)15時20分

「ぼったくりや」ですか!
いいかも知れませんね。関西弁のかわりに東北弁でやってもらいましょうかね(^o^)
須佐さんのバイキンラスパセの”ぼったくりや”はシリーズ最高のできだと私は思います。
「すばる360」がベタ踏みで60キロしかでないことなんて、車好きの須佐さんじゃなければわからないネタですし、そんなアイデアがあってこそ、”ぼったくりや”と”たーくらまん”の絶妙の会話が成り立つわけですから、本当にSON史上に残るキャラクターだと思いますよ。

続編は、須佐さんの出演なしには成り立ちません。
だから、名古屋地区のプロデューサー&ディレクターに就任してくださいね。


4月 29, 2024

Posted by B80-036