ヴォイセス・イン・ザ・ハーフムーン 第23回 #811

番組名:ヴォイセス・イン・ザ・ハーフムーン 第23回 #811
「笹津線最後の日/佐藤允彦『As If …』より」
【制作 R.M.U.】
放送日:1985年11月20日 【オリジナル放送日 1985年6月16日 24:30~25:00】
出演者:天ケ瀬幹夫(B80濱永)
スタッフ:スクリプト 芦川新(B80佐伯) 技術 三木佐太郎(B80佐伯) / 選曲 濱永清隆(B80)

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85年には佐伯と濱永が中心として活動していたインディーズ・サプライヤー「R.M.U.」
83年にKRSのスタジオで制作し、SONで放送していた「ヴォイセス・イン・ザ・ミルキーウエイ」は、ほぼそのままのフォーマットで、ジャズ色を強くした選曲で、商業ラジオ局に持ち込まれた。
85年の4月~12月に某局で毎週日曜24:30~25:00に放送。

SONにはそのままの番組名で放送する事が憚られたため、前枠と後枠を差し替える形で「ヴォイセス・イン・ザ・ハーフムーン」と名前を変えて放送された。

85年11月20日のこの日は、他の番組の穴埋めとして、85年のオリジナルを制作した商業局では6月16日に「ミルキーウエイ」として放送された#811を前後枠を差し替えで「ハーフムーン」として配信されたものを放送。
この第23回#811は、1975年の3月に廃止された富山地方鉄道の郊外路線「笹津線」の廃止の日の午前中の様子を描写。ナレーション2のパートで「これから宅地開発が見込まれるのだから、あと数年我慢すれば乗客が増えるのではないか?」という旨の内容があり、まさに現在の富山のLRTブームを先読みしたかのような内容であった。

天ケ瀬幹夫の選曲は、この年に発売された名ジャズピアニスト佐藤允彦のアルバム「As If…」から選曲。
このアルバムは来日したミュージシャン、エディー・ゴメス(Bass)とスティーブ・ガッド(Drs)と共に録音した名盤だった。

4月 17, 2024

Posted by B80-036