ラスト・パッセンジャー 第8回
番組名:ラスト・パッセンジャー 第8回
「夜の階段を上るとあなたの光」
放送日:1982年5月24日
出演者:あずきももこ(B80加藤)
スタッフ:構成技術 窪田光雄(B82) / スクリプト 芦川新(B80佐伯)
82年前期は「ラスパセ」の継続が決まったものの、紆余曲折があった時期。
このクール2回目のこの回はテーマソングを変更するという予定があったようで、スパイロ・ジャイラ「パシフィック・サンライズ」からボブ・ジェームス「ユニコーン」への変更が試みられている。
「ちょっと大人な女のモノローグ」というコンセプトは第1回~第6回から引き継がれている。
第7回に引き続きスクリプトは芦川新(佐伯)の担当。
構成は第7回の河村に代わって窪田光雄が担当。
ナレーターは馬場順子からあずきももこ(加藤)に交代。
どうやら「1回生中心に行う不定期放送」として始まった第3放送のプログラムの一つとなったようで、そのための構成作家交代となっているようだ。
第3放送第一回のこの日は、スクリプトを芦川が担当しているが、次の第9回のラスパセからは「こじまひかる(窪田)」がスクリプトも担当している。
しかし、その窪田担当の「ラスパセ」もわずか2回のみの放送。
82年後期は再び芦川(佐伯)制作に戻り、ナレーターは武久万里子を起用。
しかし当時「ナイトルーム」も石橋から武久にバトンタッチされ、内容がややかぶる事から、82年後期後半からは、ナレーターが吉田卓也の担当となる。
B80-036 2010年05月22日(土)17時54分
このスクリプトに関しては、書いた本人(芦川=佐伯)がすっかり忘れていました。
今回聴いて「あ、そうだったっけ」というくらい忘却の彼方にありました。
第1回~第6回のスクリプター「椿姫」さんのコンセプトをまだひきついでいた頃で、まだ「同名番組をひきついだ以上、元の形を変えてはいけない」と考えていたのだと思います。
後の吉田スクリプターの「男のモノローグ」の形式よりも、個人的にはこちらの方が書きやすかったのかもしれません。
今聴くとまだまだ背伸びして稚拙な部分も感じられますので、今、同じコンセプトで書けと言われれば、たぶんもう少し違った表現になるかもしれませんね。
このタイプのあずきももこ(加藤)さんのナレーションはSONでは珍しいのですが、今聴いても意外と似合っているようにも思います。なぜ、当時気がつかなかったのだろう?
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