ポエティカル・ファンタジー 第2回

番組名:ポエティカル・ファンタジー 第2回
「レムの夢」
放送日:1982年5月5日
出演者:石橋八千代(B80) 馬場順子(B82) (ピアノ コガリュウジ 演奏学科)
スタッフ:制作脚本演出技術 高倉誠 / 録音協力 三木佐太郎(B80佐伯)

ポエティカル・ファンタジー 第2回 「レムの夢」 1982年5月5日放送

「ポエファン」として多くの人の記憶に残っている作品。
佐伯もURS(広瀬局)のアップライトピアノの前板をめくって録音した記憶と、初代KRSにあった4tr2chオープンデッキで切り編をした記憶があり、それがこの回であった。
この直後にKRSは喜志町5丁目から旭ヶ丘に移転しており、ほとんんど最後といっていい録音であったようだ。


須佐修研究員より 2009年07月03日(金)20時19分

第2回の『レムの夢』には河村さんのリクエストの
八千代さんの歌声が収録されています。
第6回はマスターテープが欠品しています。
テーマ曲は同じ音源を使用されていたのかと思っておりましたが、続けて聞くといくつかバージョンがあったようです。


河村宏正研究員より 2009年07月03日(金)20時20分

制作局は、ほとんどARS(東山局)であった。
ただ第2回「レムの夢」に関しては…、午前中から夕方にかけて、URS(広瀬局)にてピアノ録音が行われ、夜はKRS(喜志局)に場所を移し、音声録音が行われた。
(編集はKRSでしたのかARSでしたのかは、定かではない)。
出演=石橋八千代、馬場順子。
ピアノ=金剛寮在住の高倉の友人、馬場順子。
技術=佐伯孝志。
石橋氏の歌は、童謡唱歌のようなメロディラインで、今でも時々無意識に口ずさんでしまったりするほど、鮮明に記憶に残っています。
まあ、我が家でのピアノ録音のご苦労を、目の当たりにしていたせいもあるのですが…。
22年ぶりにオリジナルを聴くことが出来て、感動しました!


高倉 誠 研究員より 2009年09月24日(木)09時32分 

本当に怖いもの知らずで、河村さんとご家族にはご迷惑をお掛けしました。もちろん、佐伯さん・石橋さん・馬場さんにも、今更ながらお礼を申し上げます。
ピアノ演奏は、この時は馬場さんです。ピアノには小さい頃に触れただけ、という馬場さんに無理をいって演奏してもらい、ほとんど1小節か2小節ごとに録音していったのを、佐伯さんがその夕方から夜にかけてつないでくれました。それを石橋さんに歌っていただいたわけです。場所は新聞販売店2階のKRSでした。
このときの苦労(笑い)話しというと、「歌を録音していると近鉄が通る」というもので、電車の通る隙間を狙って録音するのですが、やはり途中に警報機の音や通過音が入ってしまう。夜遅くなって、間隔が開き、何とか最後まで来た時に、昔懐かしい本物の「鐘」のカンカンカンという音が!ですから、ラストの「銀河の た・び・び・と~」という部分、石橋さんが必死に笑いをこらえながら歌っています。


5月 14, 2024

Posted by B80-036