SON ベスト☆テン 第19回

番組名:SON ベスト☆テン 第19回
出演:Mr.UMA / 技術:山野小雀

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1982年1月13日 SONランキング

第1位●セーラー服と機関銃 薬師丸ひろ子
第2位●ジェームスディーンのように ジョニー
第3位●みちのく一人旅 山本譲二
第4位 悪女 中島みゆき
第5位 ギンギラギンにさりげなく 近藤真彦
第6位 ハロー・グッバイ 柏原芳恵
第7位●なめんなよ 又吉&なめんなよ
第8位●完全無欠のロックンローラー アラジン
第9位 さよなら模様 伊藤敏博
第10位●センチメンタル・ジャーニー 松本伊代 
推薦曲●ラブレター 河合奈保子
※●印はON AIR曲

82年の正月に入っても執拗に毎週放送を続けるベストテン。
チーフディレクターが帰省していないにも関わらず、基本フォーマットを忠実に守って放送されていた。
この19回ではUMAが冒頭で「今年初めて担当します」と言っている。
第18回の記録は紛失しているのだが、1月6日は山野小雀のワンマンDJ運行だったのだろうか?
なお、12月30日の第17回は「KRSで寒空の中UMAが待っていると忘年会帰りの佐伯が戻ってきて、録音した。」という、ローカルでも意地で放送を続けたベストテンのきっかけとなった回。

第1位は「セーラー服と機関銃」
来生たかお、えつこ兄弟の楽曲だが、この楽曲、「夢の途中」という曲として作られたのだが、タイアップの角川映画の強い意向で「セーラー服と機関銃」という題名で「薬師丸ひろ子」の唄でリリースされたといういわくつきの楽曲。
結局は大ヒットしたので、後日来生たかお本人の唄で「夢の途中」としてリリースすることもできたのだが。


B80-036 佐伯研究員  2010年06月29日(火)17時11分
なめ猫の「なめんなよ」とかアラジンの「完全無欠のロックンローラー」とか、記憶にとどまる曲も多いこの回。
アラジンのボーカル高原兄は、今でこそCXの「ヘキサゴン」関連の楽曲制作者として売れたが、この『完全無欠』以降は一発屋として出身地の富山や活動拠点の中京地区でテレビやラジオに出演していただけだった。
『完全無欠』の歌詞の中に出てくる「俺の女になにすんがー」は富山弁である。まあ、関西弁に訳すならば「俺の女になにすんねん!」ていうようなニュアンス。
「さよなら模様」もポプコンのグランプリ曲で、伊藤敏博も富山県出身の一発屋。JR車掌との2足のわらじで有名だった。
ローカルで放送されたベストテン、冬季放送期間は4ヵ月くらいあるため、この期間だけ登場して消えてゆく音楽も多数あったのではないかと思われる。

1月 23, 2024

Posted by B80-036