SONベスト★テン 第1回
題名 SONベスト★テン 第1回
「SON初、SON発のベストテン番組」
出演 MR.UMA / 制作 細川敦司 / 技術 滝裕司・山野小雀
81年の夏休みに某民放ラジオ局のアルバイトをしていた滝(B80)細川(B80)が、当時流行りのベストテン番組をSONでも行う事を企画。
前年10月以来SONを離れていた河村(B80)を口説いてDJに復帰させて開始した。
決まり文句も「この番組はMBSレコード室の協力の元、オリジナルコンフィデンス、ミュージックリサーチの資料に基づき、」と多少違っていた。
富田林地区３レコード店のデータがすべて揃うようになったのは４～５回目あたりからの模様。第３回目からは細川の降板に伴い、滝裕司が担当した。
その後、メインDJも河村～黒江～徳原とチェンジしていくが、
なぜか元々技術志望でSONに入ったはずの、この番組のアシスタント村部志津枝は、少なくとも1984年の前期までは出演が確認されている。
もしかしたらベストテン最長出演記録者は村部かもしれない。
収録スタジオは第１回以来ほとんど「喜志スタジオ（ＫＲＳ）」が使用されている。
喜志スタジオのなかった８３年後期のみ、喜志スタジオの代役として設置されていた「春日スタジオ（ＣＲＳ)］が使用された。
なお、河村時代のSONベストテンは、学校休業期間中もKRSローカル番組として、毎週同じ時間に放送が行なわれていた。
「第百何十回SONベストテン‥‥」となぜかやたら放送回数が多い秘密はここにある。なお、ローカル期間中はレコード店の売上集計を行わず、オロジナルコンフィデンスのランキングを元に放送されていた。
●第１位 ハイスクール・ララバイ （イモ欽トリオ）
●第２位 守ってあげたい （松任谷由美）
●第３位 白いパラソル （松田聖子）
●第４位 メモリー・グラス （堀江淳）
第５位 もしもピアノが弾けたなら （西田敏行）
●第６位 まちぶせ （石川ひとみ）
第７位 シティー・コネクション （エマニュアル坊や）
第８位 みちのくひとり旅 （山本譲二）
第９位 長い夜 （松山千春）
●第10位 かっとびRock’n Roll （横浜銀蝿）
●推薦曲 鳥の唄 （杉田かおる） ※第20位の曲
●推薦曲 琥珀色の日々 （菅原すすむ） ※トリスＴＶ－ＣＦ曲
コメント一覧
＜B80-036 佐伯 研究員より＞
初代テーマ（81年後期～82年後期）
曲目：侍’s
演奏：スペクトラム
アルバム： オプティカル・サンライズ (CD/VICL-23023)
第1回～第2回のディレクターは細川敦司
第3回～瀧裕司 （たまに河村宏正）
82年前期をもって瀧裕司が一旦番組から引退。
82年後期にディレクターが河村宏正になった時、
（正確には82年夏休みのKRS-URSローカル放送時）
から、新テーマに変わった。
但し、83年後期のダブルキャスト・ダブルスタッフ体制になった時に、瀧ディレクターが復活。
この時は瀧ディレクターの回が旧テーマ、勝浦ディレクターの回が新テーマ、と、毎週交互に使用されていた。
84年前期からは、新テーマに統一された模様。
＜B83-059 須佐 修 研究員より＞
1982年の後期くらいから使用されているのは、
曲 名：God Bird Change
演 奏：Al Di Meola
収 録：Electric Rendezvous
ちなみにその当時のエンディングテーマは、
曲 名：THE FOREST OF MY HEART
演 奏：高中正義
収 録：SAUDADE
その後、長く続いた「ＳＯＮベストテン」ですので、他の
曲に変更があったかも知れませんね。ご存知の方は、ぜひ
ご一報下さい。
＜B80-036 佐伯 研究員より＞
ベストテンの「１１位以下の紹介」 ( No.9 )
「ナニワエクスプレス」の演奏する「高野サンバ」は、ＳＯＮベストテンの「１１位～２０位の紹介」のＢＧＭとしても、８２年後期～８３年後期まで使われています。
その後８４年前期にはＴＨＥ Ｓｑｕａｒｅの曲に変わったみたいですけど。
＜B83-059 須佐 修 研究員より＞
ＳＯＮベストテンで８４年から"おしゃべりコーナー"のＢＧＭに使用され
た曲ですが、
曲 名：All About You
演 奏：The Square
収 録：ADVENTURES
が使用されていました。当時 The Square の人気はＳＯＮ
内でも高かったですね。B81の樫原さんが新譜が出る度にマ
メにオープンテープにダビングしていただいて喜志のスタジオ
に常備してありましたので、いつでもＢＧＭなどに使用出来
る状態だったと思います。
※管理人より補足
「おしゃべりコーナー」自体にはBGMがついていなかったと思いますので、たぶん「11以下の紹介」ですね（笑）
＜B83-059 須佐 修 研究員より＞
管理人さん 補足ありがとうございます。番組資料室にアップされている
1984年5月19日放送分で再確認しましたが、「11位以下の紹介」の
ＢＧＭでした。
＜B80-036 佐伯 研究員より＞
「ベストスリーの発表」のファンファーレは、
２０世紀ＦＯＸのテーマ。
但し、２バージョンあり、
初代は、オリジナルサウンドトラック。
82年～83年頃には、ミーコの演奏による「映画音楽フックト・オン」の冒頭が使われていた事があったが、
いつの間にか元のサントラに戻っている。
第9回の放送では、瀧ディレクターがＫＲＳに音源を持ってくるのを忘れて、急遽チャックマンジョーネの曲が使用された（ＫＲＳにあったもので、他の番組に使われてない曲でベストテンっぽいとかいう理由だと思う）
エンディング曲は
曲目：Landing on the surface of Venus（邦題：金星軟着陸）
演奏：大野雄二
収録アルバム：COSMOS （廃盤）
吉田憲治研究員（2007/03/26） 2009年07月03日(金)14時27分
遅ればせながら、ＳＯＮ創設期の番組を拝聴しました！
８１年ですか・・・、私は小学５年生でした、
ＳＯＮベストテン、１回目の放送で１位がイモ欽トリオ！懐かしさのあまり卒倒しました。（笑）
河村宏正研究員より 2009年07月03日(金)14時43分
第1回放送は1981年9月。当初ディレクターは細川氏だったが、比較的早い時期に瀧氏にバトンタッチされた。
録音は喜志局が主で、数回東山局録音もあった。
現存するレコード（ＣＤ）店は、三つのうち新星堂富田林ダイエー店のみ。
初回から1年ほどＤＪを担当、その後もディレクターとして都合少なくとも100回以上は関わっただろうか？
「この番組は新星堂富田林ダイエー店、ディスクポート西武富田林西友店。
富田林駅前吉田レコード店。以上三つのレコード店の週刊売上ベストテン、そして皆様からいただいたリクエストを集計し、ＳＯＮベストテン選定委員会が決定した
富田林地区の週刊レコードベストテン情報をお届けする番組です」というコメントが、未だに脳裡に焼きついています。
私が一時SONを離れていた81年夏期休暇中の深夜、旧Ｒ170喜志交差点付近で、バイト帰りの瀧氏とバッタリ会い、立ち話のまま出演交渉となり、快諾した。