SONドラマステーション 第15回
番組名:SONドラマステーション 第15回
『悲しい色やね』
放送日:1983年5月18日
出演者:櫻井美喜(B83) 城卓也(B81吉田) 滝裕司(B80)
スタッフ:原作 康珍花 上田正樹 / 脚本演出 吉田卓也(B81) / 技術効果 樫原和也(B81) / 制作 こたつ猫プロダクション
「テーマオペラシリーズ」と銘打ったシリーズ、82年後記の当初に予定された『思い出の渚』は放送されておらず、たぶんこれがその最初の作品。
上田正樹の唄で当時ヒットした「悲しい色やね」をテーマに制作。
当時新入生の桜井を助演に迎え、吉田自身が主演。
吉田は大阪出身だが、桜井は千葉の出身のため、なんだか変な具合の関西弁に(笑)
まるで極妻シリーズの岩下志麻の関西弁のようである。
ところで、「悲しい色やね」の作詞は関東在住の珍康花さん。
関西の地図を見ながら作詞をされたそうで、最初上田さんの元に届いたときは冒頭の詩が『あまがさ~き~の灯をふた~り~見ていた』になっていたそう。確かに大阪港から対岸を見ると尼崎。(笑)
で、上田さんが「尼崎というのはちょっとイメージが‥」と言う事で『滲む街の灯を』に訂正されたそうです。
原詩のままだったら、こんなヒットはなかったかも?
<B83-059 須佐 修 研究員より>
「さよなら」の次に制作された「悲しい色やね」も、曲名が
そのままタイトルとなっていたドラマです。
曲 名:悲しい色やね
演 奏:上田正樹
収 録:After Midnight
オープニング、エンディング共に同じ曲が使用されています。
個人的な感想ですが、エンディングのSEの波の音と船の汽
笛とセリフと曲の組み合わせが鳥肌もので、今でも時折聴き
たくなるドラマです。
須佐修研究員より 2009年07月03日(金)10時56分
「悲しい色やね」1983年5月18日
櫻井美喜がくっさい大阪弁でデビューした作品です。
吉田さんは続編でTAKAKOという上田正樹の曲を使ったドラマを構想していましたが、
実現しませんでした。
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