(新)玉三郎の歌舞伎ジョッキー 第1回
番組名:(新)玉三郎の歌舞伎ジョッキー 第1回
「あっちの方の話をやります」
放送日:1983年5月18日
出演者:玉三郎(B83北尾) ミドリ関西の中森明菜(?)
スタッフ:制作 北尾好孝(B83)
北尾好孝が扮する「玉三郎」という中性的なキャラクターが登場するラジオバラエティ。
「Mr.UMAのパワフル・クレイジー・ホース」が、河村の退団に伴い終了し、その枠を1回生にゆずる形となり、この番組が誕生した。
毎週、週替わりで女の子のゲストを迎えて、放送できるかできないかのギリギリの内容を引き出すというアブナイ番組。
これまでの2年半のSONの歴史の中に無かった斬新な企画だった。
かなり精力的に制作され、また、好評であったのだが、内容的に下準備が必要で、作り込まないとできない番組だったために、残念ながら1シーズンのみの放送であった。
第1回のゲストは、冒頭では「中森明菜」と名乗っておきながら、最後のポエムのコーナーでは「ミドリ」と名乗る。
玉三郎自体も、途中で地声に戻ってしまったり、口調が変わるなど、まだ設定自体が固定されていない感じがある。
<B80-036 佐伯 研究員より>
オープニング曲は、明治時代に三代目杵屋正次郎によって作曲されたものです。
日本舞踊の総踊り曲として作られました。
日舞だけでなく、大正琴、三味線、民謡、落語などでも使われます。
このバージョンは定かではないですが、たぶん
曲名:元禄花見踊
演奏:コロムビアオーケストラ
の盤ではないかと思います。
エンディングは知りません。だれか北尾君を登録に誘って下さい。(笑)
<B83-059 須佐 修 研究員より>
玉三郎の歌舞伎ジョッキーのオープニングもわからなかった曲でして、曲名等を長らく探しておりました。
北尾君か曽我部君のいずれかの選曲だと思うのですが、当時18~19歳くらいの若者がこの曲のレコードを持っていたことがちょっ笑ってしまいます(多分この番組を制作するに際し買ったのではないかと思うのですが、これは本人に確認しなければわかりませんね)。
佐伯さんが不明とした「玉三郎の歌舞伎ジョッキー」のエン
ディング曲ですが、
曲 名:流れゆく時の中で
演 奏:オフコース
収 録:NEXT
オフコースのテレビ映画「NEXT」(1982年)のサウンドトラック・アルバムなので、このようなアレンジの曲も収録されていました(このアレンジの演奏はTada Strings Section他でオフコースがプロデュース、別アレンジのボーカル入りも同じアルバムに収録さています)。
「番組資料室」にアップされている番組のエンディング部分でスクラッチ・ノイズが"パチッ"って入るのがレコード時代をつい懐かしく感じます。
だれか北尾君と曽我部君を登録に誘って下さい(笑)。
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