ラスト・パッセンジャー 第22回 「港に吹く木枯らし」
番組名:ラスト・パッセンジャー 第22回
「港に吹く木枯らし」
放送日:1982年12月20日
出演者:吉田卓也(B81)
スタッフ:スクリプト 出屋敷良秀 / 構成 芦川新 / 技術 三木佐太郎(いずれもB80佐伯)
ラスパセ第3クールは、まだ臨時放送扱いだった毎週土曜日の「第3放送」のプログラムのラストに放送。
当初は武久万里子が担当したが、まもなく武久が「ナイトルーム」を正式に担当する事になり、ラスパセの担当を外れた。
その後は、ラスパセ開始以来の「女読み」の原稿の設定を変更し、「男読み」のスクリプトとなる。
担当も河村、吉田、黒江などと、ベストテンのメンバーの中から起用され、テーマ曲も、スパイロジャイラの「パシフィック・サンライズ」から、クインシー・ジョーンズ・プロジェクトの「ヴェラス」に変更され、もはや第1クールの設定はほとんどなくなった。
初代スタッフから見たら、全く別番組と言われるかもしれない。
なお、この日の放送は長い間放送回数が不明であったが、考古研のカウントにより、2011年1月に第23回であることが判明。
また、83年度放送の「ラスト・パッセンジャー」は、初代とは別の世界のラスパセを決定づける事となるが、この回はその83年版の世界を予感させる内容となっている。
なお、エンドクレジットでは、椿姫版の第1クールからここまでのすべての出演者とスタッフをクレジットしており、おそらくこの時点ではこの番組を最終回として終わらせるつもりだったようだ。