週刊ファニー情報 第19回(最終回)
番組名：週刊ファニー情報 第19回(最終回)
「習慣ファニー情報」
放送日：1982年10月30日
出演者：窪田光雄(B82) 應治勝之(FUNNYマスター) 山野小雀(B80佐伯)
スタッフ：制作 芦川新 技術 三木佐太郎(どちらもB80佐伯)
別名「習慣ファニー情報」というダジャレの回。
82年前期は「月曜日収録」だったが、後期は「火曜日収録」に変わっているようだ。
そろそろ構成に行き詰まりのようで、とうとうレギュラー陣によるダベりの回となっている。
この状態、構成の芦川自体が良いとは思っていないようで、翌週にはいきなりＦＭ大阪の番組のパクリで「情報ちゃんこ鍋」という番組になってしまう。
従ってこの日が「ファニー情報」としての最終回となる。
しかし「オッチョンジー」の曲を知っている窪田っていったい本当は何歳？（笑）
（文中敬称略）
河村宏正研究員より 2009年07月02日(木)16時13分
ホント、某番組のパクリですね。
特に芦川＆高倉のトークのBGMになっている「ペンギン･カフェ･オーケストラ」なんかそのまんま。
この頃からペンカフェは佐伯氏のお気に入りとなったようで、
彼が制作する他の多くの番組でも、頻繁に使用されていましたね。
佐伯孝志研究員より 2009年07月02日(木)16時15分
ペンカフェといい、アジムスといい、当時好きで聞いていたグループが、CDで復刻されていてもすでに廃盤になっているのは悲しいですね。
元のFM大阪の番組は、午前の「American Music Station」と共に、当時のFMラジオ放送の番組としては
非常に斬新な企画であり、当時ラジオ制作を目指していた私としては大変感激したものです。
最近はラジオ放送の収益体質の悪化と共に、斬新な企画の番組が消えてしまっているのが残念です。
佐伯孝志研究員 （2008/8/31） 2009年07月02日(木)16時17分
２００８年夏には、１９８０年～８３年の放送テープのＭＤ化を終了しました。
その結果を踏まえて判明した事柄を集約すると‥‥‥
８２年秋の、朝日新聞の取材で、フリーライターの安藤治子さんが取材で訪問され、後にこの安藤さんがＦＭ大阪「インフォメーション･パーティー」のパーソナリティーと判明。
ちょうど「週間ファニー情報」の行く末に不安を感じていた佐伯や河村が、「ファニー情報」を内包する形で「情報ちゃんこ鍋」を立ち上げた。
（事実、枠内で「ファニー情報コーナー」という形で何回か放送されている）
しかしこの「ちゃんこ鍋」も、制作の手間がかかり、３人の負担が大きく、悩んでいた。
８３年前期も、とりあえず１～２回放送したが（たぶん８回目と思われるのが飯間さんの回）
このあとまもなく、河村の退団や、高倉と佐伯の本拠地（ＡＲＳとＫＲＳ）の違いなど、スケジュール合わせがきつくなり、番組変更を余儀なくされた。
８３年４月２５日の「情報ちゃんこ鍋」は、おそらく新年度２回目の放送と思われる。
また、このあと2回分の第2放送の放送マスターが紛失しているので詳細が不明なのだが、もしかしたら、この回が最終回かもしれない。
そのあとの放送テープからは、この枠は黒江と佐伯による「おしゃべりキャフェテラス」に変わっている。